それを待ち受けるプルボックス。
駄菓子菓子、もとい、だがしかし。
電線管の太さ・本数に対して、
プルボックスがずいぶんとコンパクトじゃぁないか。
国土交通省監修による 建築設備設計基準 によれば、
もっとデッカイ箱になるんじゃなかろうか。
まあ民間建築だし、必ずしもそれに拠らなくちゃならないわけじゃないから
とにかく納まってりゃいいんだろう。
でも、このくらいだとスッキリした感があって
見た目イイ気はする。
基準通りに作ると、かなり、かなりでっかく感じるから。
ただ、施工性を考えると、あんまりにもコンパクトなのはよろしくなさそう。
「せつび」は、見た目が悪ければ悪いほど、
目立てば目立つほど、
機能的には良いのかもしれない。
見た目が良くって、機能的にもスバラシイ。
そういうのが、本来の「設計」なんだろうけれど、
意匠屋さんも設備屋さんも、
その両方を狙った設計をすることは、あんまりない。
たいてい駆け引きで、どっちかが「しょーがないなぁ」と折れる。
そこんとこがうまくいく「作品」が評価されるといいんだけど。
そういう評価軸って、無いよね。
(「束になってかかってこい?」おわり)
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