2021年12月29日

自動にあらずんば

新型コロナウイルス感染症の拡大以来、
もうどこに行っても自動化、自動化、の嵐である。



ドアじゃない。
水栓の話なのである。



21122901.JPG


とあるトイレに並ぶ洗面器も、
ことごとく後付けの自動水栓になっていた。

電源を持ってくる必要があるから、
壁面にボックスやモールが取り付けられている。


コンセント電源、
もうちょっと近くにもってきても良かった気がするのだが。



自動水栓もどんどん型番やデザインが変わるから
それらを的確に把握していれば
いつの時代の施工だかすぐにわかるのかもしれない。


21122902.JPG


ま、なかなか正確には覚えられないけれど。
切実な必要性があんまり無いから。



新築だと、もはや「自動にあらずんば水栓にあらず」
状態である。


驕る自動水栓は久しからず……となるのかどうか。

それとも完全にデフォルトとなるのか。



「せっかく手をきれいに洗っても、
 洗った後に蛇口のハンドルを触ることで、
 菌類、ウイルス類が100%再付着します!」


このように宣伝(啓蒙、なんだけど)されてしまっては
なかなかそれに抗うことは難しい。


やはりデフォルトにならざるを得ないのだろうか。

「先立つモノ」次第、なのだろうか。
(「自動にあらずんば」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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