暖炉のようにも見えるけれども、
FF式の石油暖房機なのである。
上部の扉の中で、モノを温めたりすることはできる。
フツーの製品よりも、オシャレ。
もちろんその分、値段は高いんだけれどもね。
株式会社トヨトミ製である。
「加熱機能付」と書かれている。
裏側を見てみる。
向かって左側から。
ガラス面に沿って設置してある温水パネルヒーターをまたいで
給排気管用のカバーがうまいこと設置されている。
だいぶ苦労したんじゃないだろうか。
この暖房機も建具枠もパネルヒーターも
みな黒色で統一されているのだが、
コンセントプレートだけは白い。
モールやボックスまで黒いのに。
床仕上げ色を意識した感じ?
右側面も。
給気管と排気管が、隙間から見える。
それにしても、頑張って作ったカバーだなぁ。
「せつび」って、あんまり意匠には関わらないし
どっちかっていうと隠されがちなものなのだけれども
こんなふうに「魅せる」製品が無いわけでもない。
結局は予算が合わないからと
バッサバッサ削られることも多いのだけれど
内装の雰囲気とか、空間の構築とか、そういう枠で
このように設けてみても良いのではないだろうか。
バックヤードまで凝る必要はないだろうけどさ。
(「暖炉風だけど石油ストーブなんだ」おわり)