なかなかしっかりとガードされた室外機があった。
軒先から落ちてくる雪塊から、
東芝の室外機を守っているもののようだった。
かなり頑丈に見えるものである。
頑丈ゆえに、メンテナンスをしようと思うと、大変だな。
設置高さはだいぶ低いから、
積雪のたびに除雪もしっかりやらなくてはならないだろう。
屋根のすぐ上に出ている、
古いタイプのFF暖房機用給排気トップ。
これは、落雪にやられなくて済んでいるようだ。
だとすると、この室外機ももうちょっと軽い囲いでも
大丈夫だったのかもしれない。
木板の外壁に、冷媒管用のスリムダクトが貼り付いている。
その一部を欠いて、ドレン管が真下に伸びている。
せっかくスリムダクトがあるんだから、
中を通しても良かったんじゃないかな。
ま、そのへんは結果論で外野が勝手なことを言っているに過ぎない。
いろんなところに、いろんな室外機の設置状態があって
面白いものだ。
「せつび」と関係ない職業であっても
「室外機マニア」なる方々は少なからずおられるようで
ツイートに反応が多いのは室外機の画像である。
マンホール画像も結構多い。ボットも反応してくるし。
しっかり囲われていても、囲われていなくても、
それぞれに理由があって、
見た目と、保護と、機器能力の低減などのトレードオフ関係を
いろいろ考慮した(あるいは特に考えなかった)結果として
いろんな状態となるのだ。
(「しっかり囲われた室外機」おわり)