2021年09月16日

しっかり囲われた室外機

とある店舗の店先に、
なかなかしっかりとガードされた室外機があった。


軒先から落ちてくる雪塊から、
東芝の室外機を守っているもののようだった。


21091601.JPG


かなり頑丈に見えるものである。
頑丈ゆえに、メンテナンスをしようと思うと、大変だな。



設置高さはだいぶ低いから、
積雪のたびに除雪もしっかりやらなくてはならないだろう。



屋根のすぐ上に出ている、
古いタイプのFF暖房機用給排気トップ。

これは、落雪にやられなくて済んでいるようだ。
だとすると、この室外機ももうちょっと軽い囲いでも
大丈夫だったのかもしれない。


木板の外壁に、冷媒管用のスリムダクトが貼り付いている。
その一部を欠いて、ドレン管が真下に伸びている。


せっかくスリムダクトがあるんだから、
中を通しても良かったんじゃないかな。


ま、そのへんは結果論で外野が勝手なことを言っているに過ぎない。



いろんなところに、いろんな室外機の設置状態があって
面白いものだ。


「せつび」と関係ない職業であっても
「室外機マニア」なる方々は少なからずおられるようで
ツイートに反応が多いのは室外機の画像である。


マンホール画像も結構多い。ボットも反応してくるし。



しっかり囲われていても、囲われていなくても、
それぞれに理由があって、
見た目と、保護と、機器能力の低減などのトレードオフ関係を
いろいろ考慮した(あるいは特に考えなかった)結果として
いろんな状態となるのだ。
(「しっかり囲われた室外機」おわり)
posted by けろ at 22:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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