2021年08月28日

冷媒管を通す場所が無かった

床置形のエアコンが、
柱を背に置いてあった。


下の方に、何やら不思議な形の箱が作ってあった。


21082801.JPG


そう。


この箱の中に冷媒管とドレン管を通して、
外壁を貫通させて、
室外機につなげているんだな。



何せ、背面は柱だ。
そのまま穴を開けるわけにはいかない。



左側は、窓だ。


だからやっぱりそっち側にも通せない。



となると、ここをこうやって通すのが
何となく格好がつく形だったんだろう。


箱を丈夫に作っておけば、
何ならモノも乗せられる。


乗せるには中途半端なサイズではあるけれど。



いっそ、右に見える建具幅まで
棚みたいに作ったら良かったんじゃないかな。



ま、後からなら、第三者は好き勝手な事を言える。



この時、この設計をした人にとっては、
この施工をした人にとっては、
なかなかイケてる計画だったんじゃないだろうか。


むき出しで被覆銅管を通して、
何かが引っかかって破いてしまうよりも
ずっと良いのだから。
(「冷媒管を通す場所が無かった」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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