浅井戸ポンプで汲み上げた井戸水を、飲料水として使う。
水質はすこぶる良い。
ちょっとしたフィルターを通して微細な砂粒などを除去するだけで
水道水として供給できる。
昔むかしの手押しポンプの頃と同様の感覚で使える。
でもたいていは、深井戸でも掘らないと
それほど良い水は出ない。
水が出ても、鉄分やマンガン分が多かったり、
ヒ素など有害物質が含まれていたりすると、
相応の装置を導入して除去・浄化することになって
ものすごく費用がかかる話になってしまう。
自治体で上水道を整備するなら、
それはそれで結構な建設費と維持費がかかる。
きれいな水が、ふんだんに使えるというのは
とても恵まれている事なのである。
水資源の豊かな日本だけれど、
いつまでこの状態が保存されるかな。
(「井戸水を使う」おわり)
【関連する記事】