2021年07月25日

網戸だけじゃあ足りない

サッシの隙間に、違和感を覚えた。


21072501.JPG


窓と網戸との隙間に、テープが貼ってある。


もちろん、網戸は開けられない。
開けてもらっては困る、そういうことだ。


ネズミ一匹どころか、虫一匹も通さない、
厳重な隙間処理である。



なぜ?



テーブルの上に、
説明文をラミネート加工したものが置いてあった。
ガムテープと一緒に。


21072502.JPG


「手付かずの自然の中にある施設」ゆえ、
虫が、とくにカメムシが侵入してくるから、
そういうことなのであった。



「虫出たくらいで、いちいち騒いで従業員を呼びつけないでね。
 自分で取ってちょうだい」


ぶっちゃけ、そういうことなんだろう。



そうそう。



すっかり都市化された場所に住んでいる人にとっては
ムシたちが我が物顔でやってくるのは非日常なんだろうけれども
やつらの生息域に割って入っているのはヒトなのであって
ヒトこそが邪魔者であったりするのだ。


それが嫌なら、自分で何とかする。

または、それらの生息域から出ていく。



それしか、ないのである。



オロフレ荘、明治32年からあるっていうんだから、
北海道内としてはかなり由緒あるところだ。


登別温泉から、更に奥地に入ったところに存在する。



北海道発の 国民保養温泉地 に指定されたところだともいう。

こういうリストを順に訪れてみるのも
一つの楽しみ方であろう。
(「網戸だけじゃあ足りない」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 建築工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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