橋が2橋並んでいた。
橋の数詞って、「本」? 「橋」? よくわからん。
欄干が赤く塗られた、結構人々の往来がある、橋。
もう一方は、ごくごくフツーに見える、橋。
どっちも、人が通るし車も通る、
川を渡るための通路。
けれども、川を渡っているのは、
人や車だけではないことも多い。
インフラ系もまた、
ここを渡っていることが多々ある。
水道本管だったり、下水管だったり、高圧ケーブルだったり。
すいません、上の写真ではそこまで近寄って撮らなかった。
でも、橋を下から見る機会があったら、
ぜひそのへんも眺めてみたら良いのだ。
橋によっては、横からでもよく観察できる場合もある。
橋上の雨水排水も、
そのまま下に垂れ流しているもののほか、
ある程度配管で繋いであるものもあって
意外にバリエーションがあるものだ。
建築とか土木とか、そういう分け方もあるのだけれど
電気とか配管ってやつは
建築・土木という括りに関わらずそれぞれに存在しているものなのだ。
「建築設備」からすると、親戚にあたるような存在かな。
大陸に比べると急峻な地形が多く、
短い河川がたくさん存在する日本。
川を渡る「せつびの親戚たち」もまた、
多く存在しているのである。
(「橋を渡るのは人や車だけじゃない」おわり)