先っぽにある えりも町。
その役場庁舎。
なんか、立派な建物があるなぁと思ったら、
それが町役場なのであった。
国旗と町旗が絶え間ない強風にはためく正面。
周囲にそんなに高層の建物が無い上に
高台に建っているものだから、
なかなかの威容である。
旗に記された町章は
マンホール蓋の中央にも描かれている。
デザインマンホールも、ところどころに見られる。
波線で描かれる強風と、ゼニガタアザラシと、
黄金道路の組み合わせのようだ。
きらびやかで美しいから「黄金道路」なのではなくて
気候も地形も厳しくて、黄金を敷き詰めるくらいカネがかかった道路、
というのが名前の由来だという。
有名な襟裳岬をデザイン化したものでないところが
なかなかおもしろい。
折角なんで、江戸前ならぬ「蝦夷前」を堪能しようか、と。
ランチのチラシセットが、豪華。
海鮮チラシとうどんのセットになっているのだけれど。
これで野口さん2人って、
凄くない?
えりもの春うに が豊かな「うにつぶ丼」
これだって、樋口さんにご登場いただくと
野口さんが戻ってくる。
歯ごたえ豊かで風味豊かなツブ貝のほか、
2種のウニがそれぞれの甘みを醸し出していて
なんとも表現しようがない。
豊かなコンブを食って育った連中なのだから
旨いに決まってるんだろう。
都内でこれを食するとなると
諭吉さんのお出ましを願うことになるのじゃなかろうか。
やはり襟裳には「何もない」なんてことはないのだ。
とっても豊かなのだ。
難点があるとすれば、距離かな。
Google Map さんによると、
新千歳空港から襟裳岬風の館まで、車で 181km、約3時間15分と出るから
北海道内の移動とすれば、まあまあ近めと言えなくもないのかもしれない。
東京都庁から静岡市役所まで、第2東名経由で 176km、約2時間20分と比べて
どうかな?
(「えりも町役場とマンホール蓋」おわり)
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