灯油や重油などの油を使用することがある。
その場合、油をどこかに溜めておくものだ。
たとえば、地下オイルタンク。
タンクは地下に埋められているのだから
どこか地上部に、給油口が必要だ。
そのくらいの油が入っているのか、
いちいちマンホールを開けて確かめるわけにもいかないから
(面倒でなければ、そうしても良いかもしれないが)
油面指示計も設置されることが多い。
一定の油量になったらブザーが鳴るだけ、
という簡易なものもあるけれど。
それから、危険物の貯蔵所になるから
危険物看板が3枚セットで掲示される。
それぞれ、どこに設けようかと思案のしどころなのだが、
まとめて置かれることもある。
おお、全部まとめて設置するための架台が
設けられているじゃないか。
コンクリート基礎まで、用意されていて。
建物の外壁なんかに設けられない場合には
こういうのも一つの方法だな。
看板がサビサビだけど、
一応内容は読めるし。
文字が剥がれていたり、消えていたり、
錆びすぎて朽ちていたり、
保存状態の良くない看板も多いけれど
ここでは(錆びはともかく)掲示の機能は果たしていた。
タンクを見つけて、看板を探すか。
看板を見つけて、タンクを探すか。
ともかくも、セットでつくものなので
探してみて欲しい。
見つけたからと言って、
報奨や景品は出ないけどね。
(「地下オイルタンクの脇に」おわり)