2021年05月04日

側溝の凍結防止も

寒冷地では、
屋外駐車場の融雪は重要な要素だ。



重機でガガガーっと寄せるだけのスペースがあれば、
そして、ひと冬の間雪を積んでおくだけの場所が確保されるのであれば
融かすまでもないのだけれど、
建物の屋上とか、自走式立駐とかだと
重機を持っていくわけにもいかなかったりする。



融雪方法にはいろいろあるけれど、
温水(実際の中身は温不凍液だけれど)方式も多数採用されている。



どこか熱源で湯(温不凍液)を作って、
それを融雪箇所まで引いていき、
融雪ヘッダーで分岐して、各融雪パイプにつなぐ。


ヘッダーが入っている、ヘッダーボックスが
ところどころに見える。


21050401.JPG



昇降路の接続部分などには
排水側溝が設けてあるのだけれど
この内部が凍ってしまうと
やがて溢れて、斜路が氷結してしまうので
それを防ぐために、電熱線が入れてあったりする。


21050402.JPG


この防水コンセントの位置が低いので、
ドカ雪が降ったら埋もれてしまわないのか
少々心配ではある。


まとまった雪が降るたびに、
コンセント廻りの除雪をして、
漏電ブレーカーを上げてこなければならないのかもしれない。
(「側溝の凍結防止も」おわり)
posted by けろ at 11:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]