2021年04月21日

洗面器下の小さな電気温水器

洗面器で湯が出るのは
昔に比べると容易になっているのだろう。



中央式の給湯で、
ボイラーで湯を作り、
貯湯槽に貯め、
給湯管で供給し、
冷めた分は、循環ポンプにより返湯管を介して戻す。

そんな大掛かりな給湯設備は
とてもとても小型化・簡略化されたものに置き換わっている。



とある、洗面器の下を覗く。



21042101.JPG



小さな小さな電気温水器が壁に貼り付いていて
給水管が接続されている。


ここで適温に温められた湯が
自動水栓により供給される。


システムなど、何も無く
電源のコンセントと、本体とが存在するだけだ。



水を暖めると膨張するから
膨張水を処理(排出)する必要はあるから
それを排水管に接続する部分が付加されている。

もちろんトラップ付。



電気代は、かかるけれど
給湯システムを組んで機器類を並べたら
そっちはそっちでかかるから、
メンテや何やかや考えると
電気温水器のほうがよっぽど手軽。



何でもそうだけれど、
設備もどんどんユニット化・パーツ化されて
「設備システム」なんてものが遠ざかっていくような……。
(「洗面器下の小さな電気温水器」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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