北海道日高振興局管内にある町である。
この町のほか日高振興局管内は北海道内としては温暖な気候で
しかも夏は涼しく、「北海道の湘南地方」と呼ぶ向きもあるという。
競走馬の生産・育成が盛んで、1万2千人弱の人口の町において
約200の牧場に約3千頭のサラブレッドが居るという。
そんな浦河町にあった、マンホール蓋。
URAKAWAの地名と、
町の花である 日高やまつつじ がデザインされている。
馬産地ゆえ、サラブレッドデザインの蓋も、あった。
牧場で草を喰む馬、騎手が騎乗した馬、
後方は日高山脈であろう。
URAKAWA の U が、蹄鉄型になっている。
「おすい」と書いてあるからには、雨水桝もどこかにあるはずで、
ちょっと見回したら、あった。
日高路は、
太平洋と、海岸線に沿った国道と、
それに並行して牧場、日高山脈、
直交して何本もの川、
ところどころに、街が形成されている。
地図でみるとあまり感じないかもしれないが、
苫小牧から襟裳岬まで、かなりの距離の海岸線である。
北海道観光の「ついでにちょっと寄る」ことができるような
近場(空港から見て)ではない。
「日高に行こう!」
そんな心意気で赴くのが良さそうだ。
おウマさんのお好きな方々は
結構訪れるようなのだけれど。
(「浦河町のマンホール蓋」おわり)
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