使われている便器、
ブースの配置、
衛生器具の組み合わせ、
空間の余裕、
照明の具合、
給水や電源の供給……。
とにかく1つとして同じトイレは無いというくらい
さまざまであるから。
全く同じに作りたくても、何やかや支障があって、
微妙に違う部分ができてしまうものだから。
本日のトイレは、
TOTOのセットであった。
便器本体のほか、
洗浄弁(自動フラッシュバルブ)の取り付け方や
洗浄便座(TOTOの商品名で「ウォシュレット」)の種類などを
観察する。
電源は、普通にコンセントから。
アース付きで。
スマホの充電(と、それに伴う長時間滞在)を避けるために
コンセントを見せない造りになっているところもある。
記録がてら、型番を撮っておくこともある。
毎年発行されるカタログを見ていると、
とにかく年々モノが変わっていくから
そんなこんなを眺めるだけでも
いろいろと参考になる。
とかくごちゃごちゃしがちな
ケーブル類のまとめ方には、
施工者のこだわり(や、場合によっては無頓着)を
見ることができる。
まあ、こうやって撮ることができるのは
他に人が入っていない時に限る。
他のブースとかに人がいるのに
カシャカシャ撮影音がするのは
あんまりよろしくないし、ね。
街中に、田舎に、
観察対象はいくらでもあるのだ。
せつび って、広くて深い分野なのである。
ま、なんだってそうなんだけれど。
(「ここのトイレはどんなかな?」おわり)
【関連する記事】