2020年11月19日

フラッシュバルブが仕舞ってある

トイレを流すとき、
最近はセンサー式のやつが多いんだけれど、
とにかく公衆トイレでは
「フラッシュバルブ」ってやつが
多く使われている。


手(や足……は器具が壊れるから避けて欲しい)で
レバーをブシュっと動かして
流すやつである。

あれを、センサーでやるやつも、
最近は多い。

やっぱ、壊されたくないし。



その場合、フラッシュバルブ部分は、
どこかに仕舞ってあるわけで。



20111901.JPG


たとえば、こんな感じで。



これは、
「ライニング」と呼ばれる、
配管などを通すスペース(決して、ペーパーロール置き場ではない)に
埋め込まれているパターン。



その他、壁埋め込みだったり、
壁の向こう側の機械スペースだったり、
まあいろいろだ。



もしもセンサー式のフラッシュバルブを見かけたら、
どこにあるのか探してみて欲しい。




でも、フラッシュバルブ、
勢いよく押し流す圧力が必要で、
一度にたくさんの水を使用するから、
給水設備としてはあんまり歓迎したくない代物でもある。


でもタンク溜まった水を流すタイプ(ロータンク)だと
一度流した後、水が溜まりきるまでに時間を要する。

トイレが混んでいて、
次々に使用者がやってくると、
水が十分溜まらないうちに洗浄動作があって
水量不足で洗浄不良になり、
便器が詰まってしまう。



だから、ある意味仕方なく、
フラッシュバルブにせざるを得ない。



でも最近、
「ロータンクの使用水量で、
 フラッシュバルブの洗浄力」
を期待できる、
フラッシュタンク」なるものが
商品として出てきている。


今後は、こういうタイプに置き換わっていくのかもしれない。

値は張るけれど、ね。
(「フラッシュバルブが仕舞ってある」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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