都市機能としてのインフラ設備もそれなりに関係があるから
機会と時間が合うならば、そういう施設も見に寄る。
札幌市の下水道科学館に、寄ってみた。
なんか、洒落た建物。
一時期、こういうデザインがとっても流行ったんだろうなぁ。
内部には、下水道に関するいろいろな展示があって
こどもから大人まで、わかりやすいように説明されている。
とは言っても、文字情報も多いから
じっくり読まないとしっかりわかることはできないだろうけれど。
それでも、イラストや写真や模型も多いから、
なんとなくの雰囲気ならば、
さらっと回っても何となく掴めるのじゃないだろうか。
札幌市の下水道は、
地区によって合流式、分流式、それぞれあるようだ。
下水道本管のスケールがわかりやすいように
実物大模型も置いてある。
もしも下水道がなかったら……
今どき、「詳しくはWEBで!」が
標準装備である。
「クリンちゃん」って?
これ。
札幌市下水道局のキャラクターのようだ。
他にもいろんなキャラクターが作られているようである。
汚泥くんって……。
下水から採熱して利用することもできるようだ。
融雪なんかに良いかもしれない。
エントランスホール壁に並ぶ、ノズル。
吹き抜けには、とにかくノズル。
たいてい、そんな感じだ。
マンホール蓋も、常に改良されているという。
現在は、下水排熱によりマンホール鉄蓋部分だけ雪が溶けて
路面に「落とし穴」が出来てしまうのを避けようと、
断熱機能を備えた蓋も研究中なんだそうだ。
カラーマンホール蓋の見本も置かれている。
魚拓ならぬ「マンホール拓」の収集家も居るんだとか。
世の中、何でも楽しんだ者勝ちだよね。
ただし、社会に迷惑さえかけなければ。
科学館の敷地内には、
実物のカラーマンホール蓋も設置されている。
カラーじゃない、
各種の蓋も。
下水道の空気弁室蓋って、
そんなにあちこちに無いから
ちょこっとレア。
ほんとに普通の、
札幌市の蓋も。
じっくり見るか、
さらっと見るか、
興味関心と、許された時間によるのだけれど
とにかくこの手の施設には
行って損だと思ったことは無い。
全国各地に多数存在する、
公共上下水道のPR施設は
結構楽しめると思うのだ。
入場無料だし。
(「札幌市の下水道科学館」おわり)
【関連する記事】