2020年11月09日

札幌市の下水道科学館

普段、建築物の中の「設備」に関わっているけれど、
都市機能としてのインフラ設備もそれなりに関係があるから
機会と時間が合うならば、そういう施設も見に寄る。


札幌市の下水道科学館に、寄ってみた。


20110901.JPG


なんか、洒落た建物。

一時期、こういうデザインがとっても流行ったんだろうなぁ。



内部には、下水道に関するいろいろな展示があって
こどもから大人まで、わかりやすいように説明されている。


20110902.JPG


とは言っても、文字情報も多いから
じっくり読まないとしっかりわかることはできないだろうけれど。


それでも、イラストや写真や模型も多いから、
なんとなくの雰囲気ならば、
さらっと回っても何となく掴めるのじゃないだろうか。



札幌市の下水道は、
地区によって合流式、分流式、それぞれあるようだ。


20110903.JPG



下水道本管のスケールがわかりやすいように
実物大模型も置いてある。


20110904.JPG



もしも下水道がなかったら……


20110905.JPG


今どき、「詳しくはWEBで!」が
標準装備である。



「クリンちゃん」って?



これ。


20110906.JPG


札幌市下水道局のキャラクターのようだ。



他にもいろんなキャラクターが作られているようである。


20110907.JPG


汚泥くんって……。



下水から採熱して利用することもできるようだ。


20110908.JPG


融雪なんかに良いかもしれない。



エントランスホール壁に並ぶ、ノズル。


20110909.JPG


吹き抜けには、とにかくノズル。

たいてい、そんな感じだ。



マンホール蓋も、常に改良されているという。


20110910.JPG


現在は、下水排熱によりマンホール鉄蓋部分だけ雪が溶けて
路面に「落とし穴」が出来てしまうのを避けようと、
断熱機能を備えた蓋も研究中なんだそうだ。



カラーマンホール蓋の見本も置かれている。


20110911.JPG



魚拓ならぬ「マンホール拓」の収集家も居るんだとか。


20110912.JPG


世の中、何でも楽しんだ者勝ちだよね。

ただし、社会に迷惑さえかけなければ。



科学館の敷地内には、
実物のカラーマンホール蓋も設置されている。


20110913.JPG



カラーじゃない、
各種の蓋も。


20110914.JPG


下水道の空気弁室蓋って、
そんなにあちこちに無いから
ちょこっとレア。



ほんとに普通の、
札幌市の蓋も。


20110915.JPG



じっくり見るか、
さらっと見るか、
興味関心と、許された時間によるのだけれど
とにかくこの手の施設には
行って損だと思ったことは無い。



全国各地に多数存在する、
公共上下水道のPR施設は
結構楽しめると思うのだ。


入場無料だし。
(「札幌市の下水道科学館」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]