2020年09月29日

四国水族館はできたて

香川県宇多津(うたづ)町に、新しい水族館が出来た。

2020年オープン、できたてホヤホヤである。


その名も、四国水族館

なかなか、大きな名称をつけたものである。


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館のマークは、四国と水とをイメージした感じであることが
ひと目でわかろう。



館内は、2層。


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屋外部分と屋内部分とがあって
「すごく広い」わけではないのだが
デートスポットにはもってこいなのではないだろうか。


平日にもかかわらず、
多くの、ほんとうに非常に多くのカップルで
賑わっていたのである。



目の前は、瀬戸内海である。


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海水は、豊富にある。



とは言え、淡水魚もいるのだ。


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金魚の水槽だって、あるのだ。



「水族」は、魚類だけにあらず。

鳥類であるこいつらも、居る。


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スプリンクラから放出される水を浴びていた。


そう。

とっても暑い日なのであった。



2階の屋外テラスは、折しも通り雨が降った直後で
びしょ濡れであった。


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屋上の機械たちが、顔を覗かせている。

そんなに目立たないから、
思い切り隠すようなマネは必要なかったのであろう。



機械類の設置スペースも、なんとなく見える。


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見えるけれど、たぶん、お客さんは誰も気づきもしないだろう。


奥には、釜屋と道の駅と、そして瀬戸大橋が見える。

そっちのほうが、はるかに人々の目を引くに違いないのだ。
設備やさんを除いて。



屋外の、手洗いコーナー。


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ふれあい体験などをした後は手を洗ってね、ってこと。

子ども用と、大人用とを並べてある。親子で楽しんでね、って。



何かといろいろ水洗いする必要も多いだろうから、
右の洗面器の下部には止水栓とホースカップリングがついていて
ホースリール&ノズルを繋げやすくなっている。


自動水栓ではなくて自閉水栓なのは、
やっぱり屋外だからだよね?



面白かった(せつび的に)のは、
これ。


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磯の生物が居るコーナーに
「ししおどし」的な細工があった。


ボックスにある程度水が溜まると、
ザァァァ〜っと流れが出来る。


寄せては返す波を再現しているのだ。


製作モノだよね? 標準設計、なんて無いものね。


こういうのを考えるのも、なかなか楽しそう。

模型つくって、実験して、大きくして……。



もうちょっと大掛かりになると、
ポンプでやるしかない。


四国の渓流に棲む魚たちの水槽には
滝が作られていた。


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ふと上を見ると……。


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たくさんのノズルから、
ミストが放出されている。


ううん、こんなの無くっても、
ものすごく蒸し暑いんですけど!


まあ、そうじゃない季節だってあるから
必要なのかもしれないな。


目の前は瀬戸内海だけれど、
やっぱり要るのかなぁ、こういうの。


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どこかから、送られてくるのである。



屋外用の温度センサー? とか、風速センサーとか、
いろいろついている。


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水族館を裏手から見ると、
発電機やらチラーやら、
いろんな配管たちが見える。


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わざわざ眺めに来る者は、少ないだろうけど。



屋内部分には、さまざまな「水族」たちが泳いでいる。


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1つ1つの水槽は、そんなに大きくない。

けれど、照明などが現代調であると感じた。


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この水族館、上で見ての通り
水槽に泳ぐ生物たちの解説が、ほぼ無い。


テーマを書いた小さなプレートが
脇に貼ってあるだけなのだ。


このプレートにQRコードがついていて、
スマホで読み込ませると、詳しい解説が読める
そういう仕組みになっている。


しかも、その「詳しい」解説すら
水槽内の全部を説明してはいない。



日本一解説が読まれている水族館 とは対極にある感じ。



竹島 は竹島で、ここはここで、
いろいろな在り様があっていいのだろう。



「水族館、かくあるべし」

そんな固定観念は、無いほうが良いのだろう。

いろいろあって、楽しいのである。



そうそう。



天井仕上げは貼っていないから、
いろいろな「せつび」も観察できる。

オトクな施設なのだ。


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ね?



まあ、そんなに特殊な設備システムがあるわけじゃなさそうだけれど
(水槽とか海水循環濾過などは有るにしても)
「フツーの」機器や配管やダクトたちだって、捨てたもんじゃないでしょ。


ダクト・配管は黒く仕上げたけれど、機器や吊り棒は黒く塗らなかったのね、とか
好みに関する要素がいろいろあって、それはそれで楽しいものだ。


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みんなが一所懸命魚介類を撮影している脇で、
なぜか上方を撮っている、不審者……に間違われないように気をつけつつ。
(「不審」には違いないか……。でも「変質」「変態」じゃない、とは強弁したい)



こういう施設だから、
搬入経路は重要である。


横手を見ると、その動線が確保されているのがわかる。


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大型車両が横付けできる位置に設けられているのはもちろんだ。



とにかく、暑い。

芝生が枯れないように、
散水が行われていた。


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そうそう。



ここでバズってたやつがあったな、そういえば。



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イルカプール、なんだけど。

モノを落とすなとか、イルカに噛まれないように気をつけてとか
注意喚起表示があるのだけれど。



イルカも、うどん食うの?


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「うどん県」だから、さもありなん?


ここでは、食い物といったら、イコールうどん なんだねぇ、やっぱり。
(「四国水族館はできたて」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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