2020年09月27日

2つ割のマンホール蓋

既存建物に関する調査をする時に、
マンホールの蓋を開けてみる必要があったりする。


新しい建物ならそんなに問題はないのだけれど
古い建物だと、蓋が開かなかったりする。

特殊器具を使用して無理やり開ける場合もあるけれど
破損の懸念も生じる。



特に、コンクリート製の蓋。



上に重たい車両が乗っかったせいで割れかけていたり
枠ともども歪んでしまって絶対にあかない、
あけたら壊れる、という状態のものも見かける。



径450mmのコンクリート蓋で
2つ割になっているものがあった。


20092701.JPG


車輌が乗らない場所だったせいか、
何とか開いた!


一体型だと、この径でも結構重たいから
これはこれで助かるんだけれど。



でもあれ? 変だなぁ。

完成図では「鋳鉄蓋」って書いてあるのに。



……そんなことは、日常茶飯事。


完成図、竣工図ってのが正確だった試しなんて、
ありゃしないんだ。
(「2つ割のマンホール蓋」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(2) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「完成図、竣工図ってのが正確だった試しなんて、ありゃしないんだ。」ほんと、そうですよね。逆に、正確な時は、竣工図書いた方に、会ったこともないけど、「あなたの細かい性格が、今の私の仕事を楽にしてくれてます!ありがとー!」って気持ちになります。

Posted by ちまむすび at 2020年09月27日 10:32
ちまむすびさん、続けてお越しいただき
ありがとうございます。

「ありがとー!」 ホント、そうですね。尊いことです!
ってくらい、たいてい不正確ですよね……。
Posted by けろ at 2020年09月27日 14:53
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