2020年07月20日

水と蒸気で湯をつくる

「給湯」というと、水を加熱して作った湯を
必要箇所に供給することである。



加熱するために、
ガスや灯油の燃焼を利用する、
地中熱や空気熱をヒートポンプにより利用する、
電気で直接加熱する、
などの方法が有るわけなのだが。


「蒸気で加熱する」という方法もある。



水と蒸気を直接混ぜて湯にする場合もあるし、
蒸気を加熱源として使う場合もあるし。


一般の建物の「給湯設備」では見かけないけれど、
工場などで蒸気を使用する場合に、
その蒸気を給湯にも利用したりするのだ。



水を沸騰させてわざわざ蒸気を作って、
それを水で冷やして湯を作る……。

蒸発潜熱の分だけ、エネルギー的には無駄なことではあるのだが
その工場の事情や特性、生産蒸気量、燃料などの関係で
こういうことも行われるのである。



こんな感じで、接続して使用される。


20072001.JPG



あんまり普段お目にかからないとすると、
詳しくは、メーカーのページ を見て、問い合わせるしかないけれど。



直接混合して使うタイプは、こんな感じ
(「水と蒸気で湯をつくる」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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