ただの管、ただの弁、ただのダクトじゃ、
何が何だかわからなくなるから。
設計した人、施工した人はわかるのかもしれないけれど、
常日頃から管理運営している人もわかるのかもしれないけれど、
何かトラブルがあった際に第三者がやってきて調べようとしても
なかなか「現状把握」からして難しかったりする。
普段メンテしている人だって、
「あれ? 交換したの、いつだっけ?」
わからなくなったりも、する。
過去の記録をひっくり返して探せば、
どこかに書いてあるはずなんだけれど、
見たいときに限って、その手の書類はどこかに隠れて出てこない。
不要なときには、いつだって視界に入るのに。
常備している図面に記入しておく。
それも、良い方法。
あとは、「現物にも、書いておく」と確実だ。
誰が見たって、わかるってもんだ。
給湯循環ポンプなんて、
結構イカれ易いものだから、
特に役立つんじゃないかな。
たまたま行った機械室で、
こんな「把握されてる」状態がわかると
嬉しいもんだ。
(「書いておけば、すぐわかる」おわり)
【関連する記事】