2020年05月17日

サッシを貫通する配管

既存の建物にあとからエアコンを設置するような場合に、
室内機〜室外機間の冷媒配管やケーブルを通すルートが
見当たらないようなこともある。



そんなときに重宝する(?)のが、サッシ。

(「重宝」なんて言葉を使うのは、設備の人間の身勝手と
 言われかねないけれど)



20051701.JPG



開閉しなくてもよいガラス部分であれば
貫通させることができなくもない。


コンクリート壁に孔を開けるよりは
やりやすかろう。



ガラスにそのまんま孔を開けることもあれば
四角く切り欠いて枠をまわし、
アルミパネルか何かを嵌め込んで
そこに通すこともある。


20051702.JPG


この画ではアルミパネルよりもむしろ、
切り欠いたカーテンのほうが気になるけれど。



あとは、ちょっと開けた状態でサッシを固定して
隙間にパネルを嵌め込んでそこに通したり。


20051703.JPG



設備的には、なかなか都合が良かったりするのだけれど、
換気上、排煙上、採光上、面積が足りなくならないか、
注意は必要である。
(「サッシを貫通する配管」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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