何系統かの設備用配管と
何系統かの電気用配管とが
整然と伸びている。
天井内やピット内よりも
よほど施工・点検・改修などがしやすい。
もっとも、この躯体の築造や埋設は
かなり手間も費用もかかるから
一概に絶賛はできないけれど。
ここのように、
照明器具も適宜配置されていると
たいへんよろしい。
真っ暗な中、ヘッドライトを頼りに進むよりも
ずっと行動しやすい。
もし機会があるなら、
入ってみてほしい。
いや、勝手にじゃないよ。
ちゃんと、しかるべき機会を捉えて、ということだよ。
最近は、いろんなインフラツアーが組まれるようになっている。
建設行政、建設業者のPRの一貫でもあるけれど、
とにかく実物を見て触れて(勝手に触ってはいけないけど)おくのは
良いことだと思うのである。
もっとも、コロナ騒動が沈静化しない限り、
今はなんにもできない。
「長い付き合い」」になるとも言われる、
人類とウイルスとの鬩ぎ合い。
さて、今後どうなることか……。
(「共同溝の中」おわり)