2020年05月02日

札幌村郷土記念館と大友堀

博物館、資料館、郷土館的なものが、
好きだ。

なにせ、楽しい。


なので、結構行っている。



本日ご紹介するのは、

ここ。


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こんな建物だ。


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住宅街の一角のようなところに
ひっそりと建っている。



正直、どのくらいの人が訪れているのか
心配になったりもする。


けれど、決してゼロでもなく、
ワタクシのように、こういうものを嗜好する者も
ある程度居るということのようだ。



「新型コロナの自粛期間中に、あちこち行くな!」


そういう勿れ。

そんな騒動が起きるよりもだいぶ前の訪問なのだから。



ロックダウン中に去年の観光地の写真を投稿した夫婦が
外出禁止違反で逮捕された
……というニュージーランドのニュースがあったが、
(そして、「紛らわしいことするな! と叱られた、というが)
何でもかんでも条件反射的に批判すれば良いというものではない。


まず、それが事実であるのか、
事実であるとして、非難に相当する内容なのか、
場所、時間、要素、その他吟味した上で、
「批判のための批判」ではない、表現の方法を熟慮いただきたいものである。



それはさておき。



「大友亀太郎着任153年」と書いてある。

誰?



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維新の前から、開拓に訪れた多くの人々によって
現在の北海道が形づくられているということが
いろんな「館」を通して知ることができる。


もちろん「キレイゴト」だけではないのであるが
それも含めての「現在」である。



どのくらい読んでもらえるかはわからないが、
資料館にはやはりこういうモノが欲しい。


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これだけのことを調べ、数字を確認し、まとめ上げるのは
決して容易なことではない。



彼の業績の一つに、
「大友堀」というものがあるようだ。


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その一部は、現在の創成川として残っているという。

すっかり埋め立てられてしまった部分も多いようだが。



郷土資料館の、こういう雑多感が好きだ。


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整理してあるような、していないような。



いろんな時代のものが、ごちゃまぜになっているような。


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そんな中に、結構新しそうなエアコンが取り付けてあったりする。



むかしの「偉い人」の写真が、なんか役場か校長室のようで。


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昔の教科書が、凄い。


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小学生が、コレを読んだの?




少ない漢字と、かわいいイラストと、
効果的な図表、写真、動画、3D映像が
書物だけではなくネット経由で存分に得られる現代とは
まったく異なる、教科書。


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これまた、綺麗な字!



やる気は凄かったけれど、
教材があまり無かった昔と

数多の教材が溢れているけれど
やる気がイマイチな現代と、

さて、どちらの学生が幸いなのか。



昔の「せつび」


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暖房・給湯機器、だね。


ストーブで暖をとりつつ、湯も沸かす。



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燃料の種類によって、
熱源機の構造が違うのだ。

それは過去も現在も一緒。



昔のいろんな日用品と、
現代のエアコン。


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展示ではないけれど、
結構古い時代の「電話用保安器函」も
イイ味だしている。


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昭和52年に開設された資料館だということなので、
当時の仕様なのだろう。

調査じゃないので、中は開けていないけど。



大友亀太郎。


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ここに写る灯油タンクの基礎は
既製のコンクリート管を利用したものか。



外壁には、
さっきのエアコン用の室外機と思われるものが。


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屋根から落ちた雪が
防雪フードについて、
融けて、凍って、氷柱になっている。


室外機の設置場所は、
屋根形状との関係が難しいのだ。
(「札幌村郷土記念館と大友堀」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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