2020年03月27日

ピットの中にはいろいろと

昨日は天井内だったので、
今日はピットの中にしてみようかと。


20032701.JPG


ピット内には、いろんな配管が通っているものなのだ。


その配管の状況がどうなっているか、
それによって建物の「血管年齢」とでも言うべきものが
わかるに違いないのだ。



ピット底には、
ガラやらゴミやらが落ちていることも
少なくない。


20032702.JPG


特に、床点検口から離れた奥の奥のほうに、
いろんな要らないモノが残されていたりするのだ。



20032703.JPG


元々はきれいに施工されていたはずの保温材が
べろべろと剥がれかけていたりするのだ。



ピット内に、人通口があると
どんどん奥に行けるのだけれど、
酸欠には注意が必要である。


20032704.JPG


改修・更新されていそうな配管と、
古いままであると思わえる配管とが
いろいろあるはずだ。


錆びサビの吊り棒は、もう見るからに劣化している。



20032705.JPG


ピットの中に水が溜まっていたり、
ゴミが浮いていたりするのも
日常茶飯事。


だから、ピット内調査のときには、
長靴や、ウエス(上がる際に拭くために)が
要ることも少なくない。



ところでこのピット、深いでしょ!


床点検口脇にタラップがあるから良いけど、
タラップの無いピットだったら、背の高い脚立もないと
降りられない。


よしんば降りられたとしても、
二度と這い上がることが出来なくなる。
永遠に地下の住人だ。なんて。



20032706.JPG


新しめの配管があったりすると、ちょっとホッとしたりする。



20032707.JPG


それにしても、結露が酷いね!

天井に、水滴がびっしりだ。


こういう湿潤環境下だと、
鋼材の劣化も進みやすいだろう。



建物の健康状態は、
ピット内の配管の状態を見ることによって
わかる部分もある。

ピット内も見ずして、把握できた気になっては
たぶんまずいだろう。


ワタクシは、勝手にそう思っているのだ。
(「ピットの中にはいろいろと」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]