がんばった壁面緑化にお目にかかった。
倉庫か何かであろうか。
設備機器置き場を軸に、緑化を図っている。
歩道に目を落とすと、
インターロッキングブロックはめ込み形の
マンホール蓋。
でもこれは、公共下水用のものではなくて、
コンクリート共同溝ボックス内点検用のもの。
これも、小口径桝の蓋っぽいけれども
公共基準点用の蓋なのであった。
この水辺から、少し先にはレインボーブリッジが見える。
東京湾は、陸上だけではなくて海上も結構混み合っているようだ。
クレーン台船も出動して、何かをやっている。
設備工事じゃ、なさそうだけど。
屋形船なんかが居るのが、なんとなく東京っぽい。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が騒がれる中、
この手の「クラスター発生源」は、避けられる傾向にあるとか。
営業者としては、とんだ災難であろう。
設備工事に関わっていると、
コトがどんどん細かくなっていく。
たまに、もちょっと大きなモノ・コトに目を向けないと
いろんな事が行き詰まってきてしまうかのようだ。
だから、本業設備屋なんだけれども
建築や土木や、
自然や宇宙や、
そっちのほうにも目を向けてみたりする。
一点集中で出来るタイプの人もいるし、
そうではないタイプも居る。
そんな個性の違いと割り切って、
今日も生活するのである。
(「水辺の建物と船舶たち」おわり)
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