桜ほどの人気ではないにせよ、
毎年気になる、可憐な花である。
昨年末に発表された 開花予想 とともに、
各気象官署で開花が観測された様子が、
逐次公表 されていく。
URLが「sakura」となっているけれど、
やはり我が国では桜こそがメインなのである。
こんな感じ で地図上に描かれると、わかりやすい、かな。
COVID-19(通称:新型コロナウイルス感染症)が拡大し、
全国的に何か停滞感がある(実際に、繁華街の人通りが
激減している感がある)けれど、
「春の花」は人心を和ませる効果があるんじゃなかろうか。
COVID-19に関して、
マスクが高額転売されるとかトイレットペーパーが品切れになるとか
怪しい予防情報が飛び交うとか、情けない状況が引き起こされているが、
データソースが明らかなものとそうでないものとの峻別は必要である。
テレビのリポーターのやたらとテンションの高い、
ホントだかウソだか、
デマを沈静化させたいのか煽りたいのかわからないような
そんな「雰囲気」に左右されないようにしたい。
今回の感染症に関して、
感染力、重症になる率、死亡率、罹患者の特徴など、
例年のインフルエンザと比べてどうなのか、
どのくらい「恐れる」必要があるのか、
イマイチ確たる情報が届いていないような気もする。
COVID-19 だけに注目されている陰で、
インフルエンザの感染者数や死亡者数はどうなのか、
そっちも考える必要があるんじゃないだろうか。
インフルエンザは、今のところ昨年や一昨年に比べると、
かなり少なめに推移している ようだ。
新型コロナ対策が功を奏して、
インフルエンザの感染拡大をも予防していたのだ、
というような研究結果が、後に出るのかもしれない。
国立感染症研究所のページ を覗いてみると、
感染症にはホントにいろいろ有るもんだと
喫驚せざるを得なかったりする。
まあ、人混みは避けるにしても、
梅でも愛でて、気分転換を図るのもよかろうて。
(「梅!」おわり)