2020年02月24日

裏洞爺の冬景色

洞爺湖温泉街の対岸、
洞爺湖の北岸地区を「裏洞爺」と呼ぶことがあるようだ。


かつて、日本海側のことを「裏日本」という言い方があって、

裏とは何だ、裏とは。何でも東海道基準で考えるな。失礼だ。

そんな意見があったか無かったか、最近はそういう呼称は耳にしない。



けれど、洞爺湖の場合にはあんまり否定的な意見は聞かない。

むしろ「実は知る人ぞ知る穴場」的な、魅惑的な響きを持たせた「裏」呼称であるようだ。



とうや水の駅 のほか、
湖岸に沿って公園が整備されている。
彫刻群も、配置されている。



曙公園から、洞爺湖を見る。


20022401.JPG


中央に、中島。

その奥には、有珠山が見える。

有珠山が噴火する時には、
この山体に限らず、周辺一帯、てきとうに噴火口を新設する。


2000年春に噴火した際には、
国道230号線一帯に突如噴火口群が出現した。


道路や建物は火口に飲み込まれ、
マグマの圧による土地の隆起と降灰によって
地形が一変してしまった。

現在は、ジオパーク として保存されている。



このあたりは、
北海道でも比較的暖かな場所であり
しかも、車で1時間圏内にスキー場がいくつもあって
冬にも楽しめるのである。


20022402.JPG


洞爺湖温泉や有珠山、昭和新山といった「表洞爺」だけではなくて
せっかくなら裏洞爺にも寄ってみていただきたいものだ。

事情がゆるすなら、
洞爺湖をぐるっと回ってみるのも良いだろう。

40km弱、
1時間以内で一周することができる。
(「裏洞爺の冬景色」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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