思いっきり、当て字である。
駅名には、フリガナなんか無い。
読めて当たり前、なのだ!
駅の外壁には、カラーのパネル。
函館から札幌に向かうのに、
長万部から倶知安(くっちゃん)、余市、小樽を通っていく「山線」と
室蘭、苫小牧、千歳を経由する海岸ルートとがあるのだが
その分岐点となるのが、ここ長万部なのである。
かつてはそれぞれのルートに特急列車が運行していたようであるが
現在は海岸ルートのみである。
ところが、新幹線は山ルートで建設中である。
こちらのほうが、距離はだいぶ短いからだ。
山線と海岸ルートとに挟まれば部分には、
巨大な山塊がある。
支笏洞爺国立公園が位置している。
この山塊を中山峠を通って突っ切る国道が通っていて、
自動車で移動するのであれば高速道路を使うよりも
距離が短いために早い。
新幹線開業予定は、今のところ2030年度末の予定であるという。
ちょっと駅前の建物脇を見てみようか。
駅の目の前で、この開閉器、このトランス。
そんなにでっかい建物は、無いのだ。
こういう外壁だったりする。
新幹線の駅は、まだ影も形もないけれど
それが造られる頃には駅前の風景も様変わりすることであろう。
(「長万部駅」おわり)