調べる機会が時々ある。
深〜いピットなんかだと、
床点検口の近くにタラップが設けてあったりする。
勝手に出来るんじゃなくって、
設備からの要望でつけてもらうのだ。
床点検口を開けると、
何やら配管の切れ端っぽいものが見える。
先っぽは、途切れてる?
何だろ?
中を見ると、どうやらUトラップ。
床上にあった機器のドレンか何かを
排水するための配管、の名残かな。
昔は、この先に配管がつながっていて、
しかるべき所まで排水をもっていくように
なっていたのであろう。
けれども、この排水を出すモノが不要になったから
排水管自体も要らなくなった、ってことかな。
じゃあ、なんでここだけ残してあるんだろう?
むしろ、それが不思議。
一緒に取っちゃっても、そんなに手間は違わなかっただろうに。
(「残されている配管」おわり)