2020年01月29日

密閉形隔膜式膨張タンクという

機械室内に仲良く並ぶ、膨張タンク。


20012901.JPG


いや、こいつらが実際に仲良いのかどうか、
それはわからない。


並べて設置されちゃったから、
仕方ない、我慢しているだけかもしれない。


いや、そもそもコイツラにそんな意識はないのだ。

勝手に擬人化しちゃ、ならん。


「膨張たん」


そんな、マンガやアニメ、
誰が見るっていうんだ。



こういう製品が無い時代には、
膨張タンクといえば開放式であったろう。

ていうか、それ以外の選択肢がなかったであろう。



けど、開放回路にすると、いろいろ厄介だ。



空気に接しているから、
配管の錆びにもつながるし。



管内圧力の計画・メンテナンスも
いろいろ面倒だ。



密閉形の製品がいろいろ出てきたから密閉回路が実現できて、
回路ごとの圧力設定もやりやすくなったのだろう。



「膨張管にはバルブを設けない」ということになっているので
膨張タンク接続部分にバルブをつけないで
配管が直接つながっているのも時々目にする。


でもそれは、まずいでしょ。



タンク手前に、バルブはちゃんとつけておいて、
それとは別に、回路直結でバルブを設けない位置に
正しく安全弁を配置しておくべきなのである。


異論のある方も、おられるだろうけど。
(「密閉形隔膜式膨張タンクという」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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