適温で使いたいときに
手洗いとか流し台くらいの用途であれば
「混合栓」を使ってその場で調整・使用してもらえば良い。
でも、ある程度使用湯量が多いのであれば
まとめて温度調節をしてから供給したほうが
良い場合もある。
浴槽の湯張りとか、
連立シャワーへの供給とか。
熱湯が出て火傷するのを防ぐため、
供給する湯温をあらかじめ下げておく、
なんていう場合とか。
(乳幼児向け、高齢者向けの施設など)
たとえば、こんなやつ も使われるんだけど。
こういうタイプの製品も、ある。
右上から、水が供給されてくる。
真ん中上から、湯が供給されてくる。
温度計の上の丸い部分で混合されて、
下に向けて混合湯が送られて、
ぐいっと上部に反転した先に送られていく。
「ジャグジー湯張」と書いてあるやつ。
WEB上で公開されているカタログでいえば
たとえば こんなやつ とか、
こんなやつ とか。
水と湯とを混ぜるやつもあるし、
水と蒸気とをまぜて湯をつくるやつもある。
ある程度規模の大きな給湯設備がある場合には
こういう製品が使われているかもしれない。
探してみるのも、一興。
(「水と湯とを混ぜるための」おわり)
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