2019年12月23日

建ててる、建ててる。

工事現場は、たいてい囲われていて
通行中の歩道から見ることはできない。

けれど、歩道橋やペデストリアンデッキなんかからだと
いろいろと見ることができたりするのだ。


クレーンが、林立。


19122301.JPG



工事囲いがあるから、
前面道路の歩道を歩いていたのでは
何も見えない。


でも、ここからならよく見える。



クレーン本体も、
オペレーターさんも、
日本中で不足気味なんじゃないだろうか。



19122302.JPG


とにかく、立体交差が多い。



近くの別の現場。


19122303.JPG


基礎部分を、絶賛施工中である。

誰が絶賛するかって?

ワタクシである。


って、通りがかって眺めるだけで
その施工品質が称賛に値するかどうか
わかりようもないけれど。


単に「スゲー」って見ているだけだ。



19122304.JPG


上のバックホウ、大丈夫?

転げ落ちないでね?

結構怖いんだけど。



19122305.JPG


鉄骨柱が、据えられるんだろう。


「せつび」をやっていると、このくらいの段階じゃ
スリーブぐらいにしか関連が無いのだけれど、
他の工種だって、見たら興味深いのである。



足場の「巾木」は
こういう形が定着したかな。



AIとかICTとか
省力化・効率化の方策は
どんどん進められている。

それでも、建設現場は労働力集約の場所であることに変わりはない。


19122306.JPG


なにせ、1件1件が単品生産なのである。

量産品のような機械化・自動化が
進めづらいのである。



これまでも進んできたように、
これからも、あらゆる工種で改善され続けていくだろう。

建設現場は、日進月歩なのであるから。



それでもケンチクは、
多くの人たちの知恵と労力の結晶であり続けるだろう。



名を冠される、有名建築家の陰に隠されていたとしても、
1本1本の鉄筋を組んだ人たち、
型枠を整形した人たち、
配管やケーブルを繋いでいった人たちの知恵と経験無しには
成り立たないプロジェクトなのだ。


もちろん、設備設計だって無くてはならないのだ!
(「建ててる、建ててる。」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 建築工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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