『虹の下水道館』
遠目にもわかる、独特な施設の5階に入っている。
入館無料。誰でも見学できる。
土日などには、「お仕事体験」をすることもできる。
下水道施設について、こどもから大人まで
見てイメージが広がるような造りになっている。
東京都内の一般的なマンホールの蓋とともに、
それにつながる排水管がどのように埋まっているのか
わかるようになっている。
なぜマンホール蓋が丸いのか、
番号の意味は、などの説明書きがうれしい。
L字側溝の下にある排水管とか、
それが本管にどのように接続されているかとか、
「見てわかる」工夫が随所に。
デザインコンテストが開かれたようである。
マンホールトイレの実際とか
パネル展示よりも、実物のほうが
よくわかるのだ。
「下水道館」ではあるけれど
給水設備についてもわかるようになっている。
ときどき見かける消火栓蓋に、給水管が繋がっている様子も
わかる。
各家庭の給排水設備について、
これならわかりやすいかろう。
トイレの下だって。
給湯機と、ガスメーター。
小学校の校外学習で使用されるだけではもったいない。
今どき、給排水の無い建物はごくわずかなんだから
建築系の学生さんも一度くらいは見てみたら良いのではなかろうか。
この手の施設、
なにせ「タダ」なのだから。
とってもオトクなのだ。
マンホールカードも、もらえるし。
(「虹の下水道館」おわり)
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