あるようだ。
大井町駅付近である。
駅前には、何かの銅像。
「わ! しながわ」
そう書かれた蓋が、ついている場所がある。
ダンボの如く耳で飛翔するのは、
しながわ観光大使である「シナモロール」というキャラクターなんだそうだ。
シッポがシナモンロールのようにくるくると巻いているのだそうだ。
すこ〜し、サン○オっぽい雰囲気!?
と思ったら、そのものズバリだ。
クレジットが書いてあるじゃないか。
翔んでないバージョンもあって。
これは、令和になってから設置されたものだという。
なのに、すでに汚れ気味……。
基本的に、マンホール蓋は踏まれるものである。
汚れ、すり減っていくものである。
劣化していったときに、
それなりの味が出てくるもの。
そういうデザインが、
マンホール蓋には求められるんじゃないだろうか。
そう思うきっかけとなった、蓋。
コインの肖像画なんかも、
製造直後よりも、イイ感じですり減って来た頃が
却って肖像として味が出てくる、そんなヤツがあるのだから。
(「品川区のマンホール蓋」おわり)
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