2019年11月06日

中部国際空港第2ターミナルのせつび

中部国際空港の第2ターミナルに降り立つと
預け荷物受け取り場所まで、歩く、歩く。

けれども、ワタクシにとってはそんなに退屈な通路ではない。


だってさ、
簡素な建物ゆえに、
天井仕上げを貼っていないんだよ。


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つまり、「せつび」が見放題なのだよ。


ダクトも、ケーブルも、配管類も、
ありとあらゆる設備が
全部見えるのだ。


なんて、セクシー。


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こんな通路が、途中で何度も直角に折れながら
何百mも続くのだ。


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その間、すべての設備が
繰り返すが、「見放題」なのだよ。

1箇所いくら、ってカネを払う必要は無いのだよ。


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「一体どんだけ歩かせるのっ?」

とボヤく利用客を尻目に
嬉々として(しかしなるべく目立たないように控えめに)
写真を撮る、変な客。

と見られないように、結構気にしているんだ! これでも。



通路があんまり長いから、
あっちからこっちへ、空気を送るために吊ってある、ファン。


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通路全体が、ダクトみたいなもんだからね。



このファンコイル、4管式?


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だとすると、今どき珍しいような……。



こんな空間だから、
天吊ファンコイルに、接続ダクトは不要だよね。


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やっぱり、4管式だよね?


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理由がどこかに載ってないかな。


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シロッコファンも、
そのまんま吊られている。


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ここ、到着ロビーなんだけれど。


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辛うじて、まあるい照明器具が
それっぽさを醸し出している、かも。



外回り。


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工場、って言って差し支えない感じ。


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ぜんぜん飾っていません。


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むしろ、清々しいくらい。



室外機だって、この通り。


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換気フード類も。


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見え掛かりとか、関係ねぇ。


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少〜しだけ飾った風なのが、
メインエントランス庇のルーフドレン管。


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鉄骨に合わせて、
塩ビ管も同色に塗りました!


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外壁ガラリも、
必要だから取り付けたよ、という体である。


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通路端にあったルーフドレン金物は
まだ新しく黒々としていた。


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っと、すでに錆びてきてるね!

海だしね!

仕方ないね!



こういう建物は、
見ていて飽きないものである。



ただ。



「ながらスマホ」で下ばかり見ながら歩くのも危険だけれど
「ながらせつび」で上ばかり見ながら歩くのも、やっぱり危険だろう。

気ぃつけんと、いかん。
(「中部国際空港第2ターミナルのせつび」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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