こんなパイプ。
温水ロードヒーティング用の
架橋ポリエチレンパイプである。
冬が来て雪が積もる前に
整備したい。
当然の希望であろう。
砂利で整地して、
パイプ固定用のメッシュを敷いて
だいたい200mmピッチくらいでパイプを敷設していく。
水道メーターとかマンホールとか、そういう部分は避けて。
奥にある黒い箱が、
ヘッダーボックスだ。
この中に、温水ヘッダーがあって
そこで各系統に分岐しているのである。
温水を作るボイラー(ヒーター)は
どこか別の場所に置いてある。
当たり前のことではあるが、
「温水」と言っても普通の水ではなくて
「不凍液」である。
雪(氷)を溶かしたいのだから
パイプの中身が凍ってしまったのでは話にならない。
このパイプを砂で埋めて、
表層をアスファルト舗装すると、
めでたく駐車スペースのヒーティング設備が完成する。
(「ロードヒーティングのパイプだ」おわり)