2019年10月27日

ロードヒーティングのパイプだ

秋になると、あちこちで見られるようになるのが
こんなパイプ。


19102701.JPG



温水ロードヒーティング用の
架橋ポリエチレンパイプである。



冬が来て雪が積もる前に
整備したい。

当然の希望であろう。



砂利で整地して、
パイプ固定用のメッシュを敷いて
だいたい200mmピッチくらいでパイプを敷設していく。



水道メーターとかマンホールとか、そういう部分は避けて。



奥にある黒い箱が、
ヘッダーボックスだ。


この中に、温水ヘッダーがあって
そこで各系統に分岐しているのである。



温水を作るボイラー(ヒーター)は
どこか別の場所に置いてある。



当たり前のことではあるが、
「温水」と言っても普通の水ではなくて
「不凍液」である。

雪(氷)を溶かしたいのだから
パイプの中身が凍ってしまったのでは話にならない。



このパイプを砂で埋めて、
表層をアスファルト舗装すると、
めでたく駐車スペースのヒーティング設備が完成する。
(「ロードヒーティングのパイプだ」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]