2019年10月21日

エレベーターかごの出入りは自在に

エレベーターって、
正面から乗って、正面から降りるもの。

昔々はそうだった。


だから、一級建築士の製図試験でも、
「そのように描かなきゃ落ちるよ」なんて
言われていた頃もあったようだ。



でも、今はそんなことはない。

「標準解答例」にも、
正面から乗って、裏側から降りるパターンが
描かれていたこともある。



ってことは、
正面から乗って、右側から降りる、なんてことも
できるはずだ。


できるはずだが、
あまり見ることが無い。


19102101.JPG


たまたま見つけて、
他にお客さんが乗っていなかったら
やっぱり撮っておくしかないっしょ。



コストが高めになるのか、
そこまで無理しなくても
ちゃんと平面計画をしておけば大丈夫だからなのか。
あんまりない理由は、わからない。



正面から乗って、下から出る……。

さすがに、そんなモノは無いよね。

もはやそれは、エレベーターじゃないもん。
(「エレベーターかごの出入りは自在に」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 昇降機設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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