2019年10月15日

和風便器、撤去した。

トイレをリニューアルする現場。



トイレブースを取っ払って、
和風便器を取り除いたのがわかるだろうか。



19101501.JPG



こんな養生では、踏み抜きは防げないけれど
とりあえずゴミ落下防止のためのもの。



19101502.JPG



陶器部分を取り除くと、
下階との防火区画を形成するための
耐火カバーがついているのがわかる。



まあ、結局これも取っちゃうんだけれど
廃棄物処理の都合上、ちゃんと分別して撤去するのである。



すいません、
「撤去した」なんて、
あたかも自分でやったかのようなタイトルをつけちゃってるけれど
ただ見に行っただけなんで。



設備屋さんがやっている作業の様子を
見せていただいただけなんで。



何せ、自分じゃ配管1本、ネジ1本つなげやしない、
図面に線を引っ張るだけの
(しかも今はCADだから、「引っ張る」のさえ自力じゃない)
そんな立場の者だからさ。



「立場の違い」「職種の違い」ということで
ご勘弁願いたい。



そう。



どんなにITが発達しても
結局最後は実際に手を動かし、実物を構築する人たちがいなければ
何ごとも実現しやしないのだ。



土砂崩れ、堤防決壊、電柱倒壊、屋根剥離、その他
それらを物理的に解消するための人員がいなければ
どうにもならない。



ITやクラウド、ドローン、ICT施工などなど
科学技術の発達によって
省力化、効率化、安全向上、多角的調査など
大いに役立っているのは確かである。



それでも災害の続く昨今、
「人力」の必要性が、見直されてきているのではなかろうか。



そして、技能・技術を持った人間というのは
そんなに簡単に、ホイホイ増やせやしなかったりする。



ますます、重要! 建設業!
(「和風便器、撤去した。」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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