2019年10月03日

北海道博物館の常設展示2

かはく」などと比べてしまうと
規模も収蔵品の貴重さも展示品の充実度も
見劣りする感じがしてしまうかもしれないけれど。

それでも、北海道博物館は面白い、と思う。


北海道を語る時に、
アイヌ文化に触れないわけにはいかない。


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「アイヌ文化」とは何ぞや、という命題もあるそうだが
まずはそこから説明されている。



実利、という面において、
本州各地の「和人」とアイヌ人とは
盛んに交易し付き合っていた。


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数々の交易品(の模型やサンプル)があって
わかりやすい。



壁に貼ってあるのは、黒いのがクマで
茶色いのはトドである。


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トドって、こんなにデカイんだ!



鮭、鮭、鮭。


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どこかの湾を攻撃する合図ではない。



北方に近い北海道は
位置的に影響を受けやすかったのであろう。


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言語に関する説明も。


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「ゴールデンカムイ」を通じて
興味を持った方も多いかもしれない。


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いろんな説明方法があるものだと
感心してしまう。



アイヌ語起源の地名は、
北海道のみならず、東北各地にも見られる。



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住宅の模型も。

吊るしてあるのは、水袋?
シカの膀胱を使ったそうだ。


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ニシン漁の道具。


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この辺になると、「和人」の歴史である。



ストーブがついている客車とか。

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まあこの辺になると
全国共通かな。


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文字通りの「原動機付自転車」だ。



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家電とか。



北海道の道路(高速道路を含む)でよく見られる
「動物注意」の標識。


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キツネ版と、シカ版とを見かけたなぁ。



どこかの地を訪れた時、
そこにある「博物館」「資料館」などを探してみることを
おすすめする。

ほんの数百円で、
ほんとうにいろいろなことがわかる。

天候にも左右されにくいし、ね。



赤井川のように、
年に数日しか開かないところが見られたら
万々歳だ。




命みじかし、旅せよニンゲン
(「北海道博物館の常設展示2」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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