同じ国道393号沿いに、ちょっとした場所がある。
「ホピの丘」
たまたま通りがかったのが、
もう店じまいをしている頃。
日もだいぶ傾き、
閑散としていたのだが。
砂利敷の駐車場脇に、
ゲルのような建物が、2つ。
「ゲル状の」じゃないですからね!
立派なドアと、天窓と。
ストーブの給排気トップまで出ている、
そんな「ゲル」っぽいもの。
ここって、泊まれるのかなぁ?
と、子ヤギが散歩している。
自由に、草を喰んでいる。
首輪しているけれど、
紐も何もついてやしない。
しばらく観察していたら、
自分で羊舎に入っていったり、
また出てきたり、
フリーダムな子ヤギ。
成体のヤギたちは、
柵をくぐれないので出てこられないのだが
こやつは細身なので出入り自由なのだ。
でも、従業員の方々も全く気にしていなかったから
これが常態なのであろう。
動物舎には、ダチョウもいたりなんかして。
羽根、むしり過ぎでないかい?
動物舎の外壁をよく観察すると
灯油用の被覆銅管と
FF暖房機用の給排気トップを見つけることができる。
灯油管も、
なかなかフリーダム。
営業時間中だと、
賑やかで、楽しくて美味しいところのようだ。
ううん、あの「ゲル」モドキ、気になる。
泊めてもらえません?
(「ホピの丘にあるゲルっぽいもの」おわり)