さて、メシにすっか。
ちょうどシーズンでもあったし、
少々、いや、だいぶ奮発して……。
田村岩太郎商店なる店を発見したので。
店内には、漁業者っぽい装飾。
積丹(しゃこたん)の美国(びくに)漁港の印。
『美国』と書くと、
中国語ではアメリカ合衆国を指すのであるからして
中国から訪れる方々には少々違和感があるのではなかろうか。
内装は、新しい。
照明も、漁具っぽい。
メニュー。
なかなか、いい値段するじゃぁないか。
小女子(こなご)も美味そうで。
小女子海老丼には、イクラもいくらか乗っかっている。
単なるシラスじゃないっす。
たいへん美味しゅうございました。
わさび醤油をたっぷり掛けて。
同行者は、何と!
うわぁ。
ええ、もちろん
ちょいと味見くらいはさせていただきましたよっと。
食し終えて、満足。
腹は満ちたり、
財布は寂しくなり……ってとこかな。
街灯も、見てみる。
周囲に、マンホール蓋が見当たらなくって。
そのかわり。
近所に、潮風にさらされ続けた結果であろう、
よく保ってるなぁという、鋼製架台(屋根付き)。
食べごたえと、見ごたえのあった
田村岩太郎商店。
(「田村岩太郎商店で食してきたら」おわり)