室内機と室外機とを結ぶ、冷媒配管。
行きと還りの2本セットになる。
空気を冷やすことで、結露水が生じるから
それを排出するための「ドレン管」も必要だ。
それから、電源ケーブル。
更に、制御ケーブル。
ワイヤレスリモコンでない場合には
リモコン用のケーブルも追加される。
この壁掛形室内機の右側に、白いカバーがあるけれど
この中に上記のモノが収められている。
電源は右側のコンセントから取られているのがわかるだろう。
配管・ケーブル類の接続方向は
いかようにも設定できる。
「ノックアウト穴」を開けられるように
背側面パネルに切り込みが設けられている。
こういう状態で売られているのだ。
この部屋では
室内機設置用の壁を
カーテンボックスと兼用にしている。
なかなか、工夫された納まりではないだろうか?
外壁を貫通して、
最終的には室外機に接続される。
配管の引き回し、
室外機の固定など
いつでも悩ましい。
ただ、四角いプロットだけで考えていると
それぞれの「つながり」が見えてこない。
設備って、いろんな機械類が配管やケーブルで繋がって
初めて機能するようになっている。
そこんとこ、ヨロシク!
(「エアコン廻りの配管」おわり)