2019年08月07日

バルブ札は流体種類と行き先がわかるように

天井の中に、バルブ。


19080701.JPG

このバルブは、どこに何を送る配管につけてあるのか?



「どこに」は、書かれている。
「2階給湯室」だそうだ。


では、「何を」?



パッと見、わからない。

隣には、ハンドルの色が違うバルブもある。



いろいろと追いかけていくと、
「どうやら、青いのが給水管らしい」と
わかってくる。



ひと手間、かかってしまう。



だから、バルブ札には
「どこに」「何を」送る配管なのか、
記しておきたいものである。

事情によっては、「口径」も書いておくと
良い場合もあろう。



たかが、バルブ札。

されど、バルブ札。



ある程度の情報を書いておくと、
いずれきっと助かることがあるのだ。

自分にとって、ではなくて、
後世の、調査をする人々にとって。



なぜなら、かつてそれらをしっかり表記して
おいて下さった人たちのおかげで、
調査、設計、施工が助かることが多いのだから。



逆に、それが無くって、いろいろと調査に
手間と時間を要することも少なくないのだから。
(「バルブ札は流体種類と行き先がわかるように」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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