2019年07月24日

和風便器を下から見ると

和風便器を、下から見た。


改修に際して、撤去してしまうから。

配管も既に取り外されている。


19072401.JPG


なかなか、こういう角度で見ることは無いなぁ。



それにしても、分厚いコンクリート床だこと。

本来のスラブの上に、
シンダーコンクリートを打設してあるからね。



しかし、だ。



この便器は新築後、あとから改修で据えたんだろうけど
床の鉄筋がずいぶん切られているけれど
これでも床もつんだね。



そもそも、鉄筋の「かぶり」が少なすぎない?



古い建物だと、こんなことがザラにある。
そこが、興味深いところでもあり
気をつけないといけないところでもあり。



こういうのを見るにつけ、
現代の建築の施工管理は、とっても向上しているんだと思う。



一品生産品の「建築」って、
注意すべきことが大量にあって
ほんとうに奥が深くって、領域が広くって、
怖いくらいなのである。
(「和風便器を下から見ると」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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