右岸・左岸ともに、堤防上に道路が設けられている。
歩道の脇には、
ガードレールではなくて
フェンスが設けられている。
だが実は、こんな何の変哲もない柵は多くはない。
この川にある柵のテーマはズバリ、「鮭」なのだ。
柵に、ひたすら鮭、鮭、鮭なのである。
実際に異なるのか、
はたまた光の加減かわからないけれど
鮭の色合いが違って見えるものも。
もっとでっかい鮭も、いる。
型抜きみたいなやつ。
こんなのも、ね。
錆びてきてるけど。
ちょっと大きめの金鮭も。
左隣の柵には鮭が居なくて、
ビー玉のようなものが嵌めてある。
じつは、今までのは右岸通りの柵。
鮭が左向きなのは、
上流に向かって遡上しているからなのだ。
じゃあ、左岸通りでは?
当然、右向きである。
とにかく、遡上しているのだ。
んん?
この鮭は黒みが少ないな。
水平の鮭も、いた。
まだまだ、他の種類の鮭も居そうだ。
じっくり探索しないと、
なかなか収集しきれないな。
けど、そこまでの熱意が(このときは)無かったなぁ。
さて、この豊平川沿いの柵には
一体何匹の遡上鮭がついているのだろうか。
誰か、数えません?
材質は、何だろうね。
ステンレスの鋳物かな?
わからんけど。
あと、これ1体あたり、
いくらしたんだろうね。
っていう下世話な興味も、無いではない。
(「豊平川には何匹の鮭が遡上しているのか」おわり)