間接排水口がある。
そこに、排水管が2本、
放流されている。
間接排水口からゴミが入らないように
網が置いてあるけれど、
これは法律上は有っても無くてもよい。
有ったほうが良いと思うけど。
ただ、ガッチリとハマってしまって
取り出せないものもあるから
取り出し用に、網にインシュロックなどで
摘めるような何かを設けておくとよい。
受水槽の場合、
排水管の端部と、間接排水口の上部とは
「排水口空間」を確保しなければならない。
排水管から逆流したり、虫が這い上がってきたりするのを
防止するためだという。
左の細いのが、
水槽の水抜き用の管。
右の太めのは、
オーバーフロー管。
排水管の切り口を見てみる。
右側には、網がついているのに
左側には、無い。
水槽内に虫などが入っていかないように
本来であれば、両方に網を設けなければならない。
けど、この左側の管には無かった。
新築の際には、
いろいろチェックが入るのだけれど
一度出来上がってしまうと
そのまま放置されてしまうことも多い。
そういう諸々を定期的に確認するために
「建築物定期調査」の制度があることはあるのだが
対象建築物が限られているし
そもそもこんな所まで見てもらえることは多くないだろう。
ということで、
もしも網がなかったら
つけておくと良い。
何なら、ホームセンターで買ってきて
安く済ませればよいのだ。
(「受水槽の排水管には網を」おわり)
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