2019年07月08日

いろんな配管継手!

設備工事には、
いろんな配管材料を使用する。



そして、それらを接続するために
いろんな配管継手(つぎて)を使用する。



19070801.JPG


資材を運び込んで、
きれいに並べておくと
必要なときにすぐに取り出して使用することができる。



左のほうにある、ネジが切ってあるねずみ色の短管は
いわゆる「鋼管」である。

配管用炭素鋼鋼管(白)

というのが、正式な名前であろうか。



その右側、塩ビ管の外面に被覆材のついている
耐火二層管用の継手。



その奥の、金色のは、砲金製。


水色のやつは、
水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管のものだ。


ブッシング、エルボ、ニップル、チーズ、その他
いろんな形状・太さのものが並べられている。



どうです?

面白いと思いませんか?



もちょっと、見てみる。

19070802.JPG

ライニング鋼管の継手に、
内蔵コアが入っているのがわかるだろう。

水が、直接鉄部に触れないようになっているのだ。



隣と下段の鼠色のものは、
排水用可とう継手である。


ネジ接合ではなく、
少し可とう性のある継手である。



奥上段の銀色のは、
鋼管用継手。

ネジ接合するやつだ。



建築設備では、
その用途に応じていろんな種類の配管材料を使用し、
配管材料に応じて、いろんな種類の継手を使用する。



実際に施工された後の様子も美しいけれど
施工前に整列している材料を眺めるだけでも
『美』を感じないであろうか?


感じない?


いや、そんなこと言わないで、
感じ取って下さいよ。


極論すれば、
これらの継手たち無しには
我々の生活は成り立たないのであるからして。
(「いろんな配管継手!」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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