トイレである。
使えるトイレの確保はたいへん重要である。
トイレには、
排泄物を流すための水と
流したモノの行き先確保が欠かせない。
そのための1つの方策として
「マンホールトイレ」がある。
とある、都市公園の駐車場で
それを見つけた。
「総合公園」という位置づけになっている。
駐車場脇の歩道スペースに
それは並んでいた。
ズラッと。
雨上がりであったから
水が溜まっているけれど。
マンホール。
この上に、トイレを設置する。
そして、給水はここから。
マンホール1ヶ所、給水5ヶ所、という配置で
並んでいた。
都市部の公園であるから、
実際に災害が起きて
数千人の被災者が訪れた場合には
ぜんぜん足りないかもしれない。
それでも「無」よりはマシであろう。
毎年、全国どこかで災害に見舞われる日本。
国土交通省では、マンホールトイレの普及・整備促進を図っている。
リーフレットも発行されている。
皆さんの居住地の近辺には
どのくらい整備されているだろうか。
いざというときに備えて
情報を収集しておくのも良いかもしれない。
その「いざ」という事態になってしまった時、
SNSなどで情報が出る頃には
既に人が殺到してしまった後になるであろうから。
ブラックアウト時の電源確保においてさえ痛感したものである。
(「マンホールトイレはどこにある?」おわり)
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