2019年06月30日

ライニング内の配管

躯体の前面に壁を作って
ライニングを作って
水回りを設置するのだ。


下地を組んだ段階で
設備の配管を進めていく。

19063001.JPG



ライニング部分には、
給水管と、給湯管。



混合水栓がつくようだ。

接続されるのは、
向かって右が、給水。
左が、給湯である。



新しい壁面に設けるコンセント用に
ボックスと、それらをつなぐ電線管が取り付けられている。

このあと、ボードを貼ってしまうと
もう全然わからなくなる。



19063002.JPG



左側にある合板は
衛生器具を取り付けるための下地材である。

石こうボードじゃ、
器具をしっかり留め付けることができないから。



このへんは、
建築屋さんにお願いしておかなくちゃならない。



19063003.JPG

躯体やら、下地材やらに
いろんな「メモ」が書いてあったりする。

それに合わせて、配管を伸ばしていく。
その後、保温材を巻いていく。

ライニング下地の軽量鉄骨に孔を開けていくので
それなりの調整が必要だ。



まあそれでも
昔のように、ブロックを積んで作ったライニングよりは
よほど施工し易いんじゃないかな。

せっかくブロックを積んだあとで、
配管を通す部分を片っ端から削ってしまう作業が
なかなか大変そうだったから。



設備工事って、
建物ができあがってしまうと
ほとんど見えなくなってしまう。

衛生器具とか水栓とか、
実際に人間と対峙する部分だけは見えるけれど
そこに至るルートは、ほとんど隠蔽されてしまう。

だけれでも、
そういう「つながり」があって、
はじめて機能するのが「せつび」なのである。



ただ単体をポンと置いて済むモノは「家電」だ。
「設備」には「つながり」が不可欠なのだ。


もっとも、建売住宅やマンションなどのチラシに
「設備」と書いてあるのは
「つながり」を一切感じさせない単品に関する記述だったり
するんだけれど。

消費者側に対しては、それで構わないだろう。
「つながり」なんかよりも、「機能」「性能」にこそ
関心があるのだから。

でも、設計者・施工者側としては
「つながり」を意識せざるを得ないし
意識せずに仕事を進めてしまうと
あとあと困ったことになるのだ。
(「ライニング内の配管」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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