2019年06月18日

分流地区の公設桝

札幌市の郊外でみつけた、公設桝。



札幌市の下水道は
地区によって「合流式」と「分流式」があって
生活排水(汚水)と雨水との放流先が異なる。



合流地区では、生活排水と雨水とは最終的に合流させてから
公共下水道に排出する。

だから、大雨が降った際には
下水処理場の処理が追いつかない。

雨水で薄まっているから……ということで
しっかり処理されないまま河川に放流することになる。



一方、分流地区では、
生活排水と雨水とは別々に集める。

下水も、汚水管と雨水管との2系統が整備されている。



だから、大雨が降っても生活排水は通常通り処理される。

雨水は、どのみち河川行きだから、
量が増えるだけで特に違いはない。



さて、郊外でみかけた、公設桝。

19061901.JPG

「札下」と書いてあるヤツだ。



丸いほうが、汚水用。

四角いほうが、雨水用。



だいたい、
市街化された時期が古い地区が合流式で、
新しい地区が分流式で、
整備されているようだ。



一度合流式で整備してしまうと、
後から雨水管を新しく整備して
下水処理場でもそれに対応した改修をして……とやるのは大変だから
新しく市街化して公共下水道をこれから整備する地区のみ
分流式でやったんだろう。たぶん。



ボケっと歩道を眺めているだけでも
いろんなことが見えてくるものだ。
(「分流地区の公設桝」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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